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小説 三作目 ~妹紅篇~

どうも。pikuです。

今書いてる5作目がもうすぐで終わるので、3作目を載せようと思います。

では、続きからどうぞ。
恒例の注意事項から。



1.妄想がひどい。

2.前作と比べて表現がやばくなってる・・・かも。



では、妄想をたっぷりと織り交ぜた妹紅篇、どうぞ。




俺・・・pikuは、居候として人里の慧音の寺小屋で住み始めた。

寺小屋の生徒とも挨拶を軽く済ませ、

ここではどのようなことを行うか、指導を受けた。

新しい発見が続々と見つかる今日は、あっという間に過ぎていった。



翌日。

皆より勉強においては遅れているため、その分空いた時間に多くの資料を読み漁っていた。

そんなこんなで、今日も日が暮れようとした時。

慧音「ぁー、私は用があるから今日は帰れん。すまんな。

夕飯は適当に済ませてくれ」

そう言い残し、慧音はどこかへ行ってしまった。

どんな用事か気にしつつ、食材を確認して、何か作ろうと台所へ向かう。

すると、慧音が生徒に勉強を教えている部屋の一席に、

腰の辺りまで伸びた白い長髪の少女が座っていた。

見た感じはカッコいいという印象を受けるが、

服のいたるところが欠損しており、そこからは血が出てきていた。

歩み寄ろうとすると、少女も気づいたのか此方を向いた。

???「ぇーっと・・・貴方は確か、pikuね。慧音から聞いたわ」

piku「は、はい・・・pikuですけど、

怪我大丈夫ですか?」

心配そうに尋ねる俺に対して、あっけらかんと答える。

???「いつもの事よ。別に大した事じゃないわ」

piku「そうですか・・・ならいいですけど・・・」

妹紅「ぁ、自己紹介が遅れたわね。私は藤原妹紅よ。よろしく」

よっこらせ、と席を立つと

妹紅「お腹すいた?」

そういえば、何か作ろうと食材の確認をしようとしてたんだった。

何か作ってもらえるならそれに甘えよう。

妹紅「焼き鳥が得意料理なんだけど・・・それでいいかな?」

piku「焼き鳥・・・ですか。おねがいします」

妹紅「了解♪はりきるぞー!」

嬉々とした表情で、台所に向かっていった。

焼き鳥を料理と呼べるのかは分からないが・・・細かいツッコミはしないでおこう。



どのように料理(?)するのか、気になる。

妹紅が歌っているであろう鼻歌が聞こえてくる方面へと歩き、戸をあけると

気付いたのか、此方を向いた。

妹紅「ぁ、もうちょっと待って~。今焼くから~」

さっきと変わらず上機嫌な様子でそう言った。





数分後。

妹紅「出来たよ~」

塩とタレの二本を作ってくれた。

味に飽きないようにとの事らしい。

妹紅「さぁどうぞ」

piku「いただきます」

妹紅は終始笑顔だ。自分の得意分野になるとこうなるものだろうか。

感想が気になるのか、上目使いでこちらを見ている。

妹紅「どう?」

piku「おいしい、です」

妹紅「それは良かった♪」

パァ・・・と晴れやかな顔になった。

その後、タレもいただいたが勿論おいしかった。



妹紅「ねぇ、焼き鳥二本で足りる?」

piku「今のところは・・・ですけど」

焼き鳥二本じゃ持つかは分からない・・・が、

先程の肉の大きさはそれなりに大きかった。

piku「今日くらいなら大丈夫だと思います」

妹紅「もし、お腹すいたら私に言ってね。

その・・・私を食べても良いから」

piku「な、なな・・・な、何言ってんですか!」

と言いつつも、頭の中で妹紅はどんな容姿か想像してしまった。

見た感じ、着痩せしているわけでも無さそうだ。

大きいというイメージも受けないということは・・・やっぱりやめておこう。本人が気にしていたら失礼だ。

すると、妹紅が尋ねてきた。

妹紅「ねぇ・・・不老不死、って知ってる?」

piku「えぇ、知ってますよ」

妹紅「私が不老不死だとしたら・・・貴方はどう反応する?」

piku「・・・・・・

驚きはしますけど・・・」

妹紅「だよね・・・」

言葉をつなげようとしたが、咄嗟に口を紡んでしまう。

妹紅の顔が暗くなっていくのが伺える。



piku「妹紅さん・・・まさか?」

妹紅「その、まさかよ」

少し間を空けると、妹紅は自分の過去を語り始めた。

妹紅「昔、父親が輝夜って奴に求婚して、難題吹っかけられて大恥をかかされてね。

その時、輝夜が帝に送った蓬莱の薬を強奪する事を決めたわ。

そして、薬の処分を任された人を殺して、その薬を服用した。

老いる事も死ぬ事もない。成長しないが故に

同じ場所には居れない。今まで場所を転々としてきたの。みんな怖がってた。

やけくそになってた時期もあった。

そして、幻想郷に辿り着いて、同時に輝夜と再開したの。

恨みを晴らすために・・・輝夜と殺しあってたりしたわ」

なるほど、今日の傷はその殺し合いでついたものか。

というと、いつも殺し合いをしているのだろうか。

妹紅「此処に来たときに、慧音に話してみたら、私のことを受け入れてくれた・・・

いままで散々嫌われてたから・・・嬉しかった」

だから、「もし自分が不老不死だったら」などと仮定して相談してきたわけか。

怖がられるのが、嫌だった。これが彼女の本心だろう。

妹紅「貴方は・・・私のことを受け入れてくれるかしら?」

彼女は直球でそんな事をきいてきた。ハッキリとした答えが聞きたいのだろう。



piku「・・・受け入れるもなにも、別に不老不死だろうと何だろうと、嫌悪したりすることはありませんから・・・

だから・・・妹紅さん、焼き鳥作ってたときみたいに、笑ってください」

そうやって、覗いた妹紅の目は潤っていた。

妹紅は鼻をすすると、目を擦って顔を上げた。

妹紅「・・・半分」

piku「?」

妹紅「処女だろうと不老不死だろうと、俺は襲ってやるよ・・・的な事を言って欲しかった」

piku「いうかぁ!」

思わずツッコミを入れてしまったが・・・

考えると、襲う対象にしてもいいくらい

「大丈夫だよ」「だから気にするな」といってほしかったのかもしれなかった。

piku「・・・妹紅さん、襲ってほしいときはいってくだ――」

妹紅「むぎゅー!」

piku「おわ!?」

いつのまにか、横に来ていたみたいだ。

妹紅が頬ずりしてきた。

「むぎゅー」とは効果音のつもりなのだろうか。何れにせよ可愛い。

初めて見たときの様子はどこえやら・・・幼い子供みたいに可愛げだ。

妹紅「今日はとことんpikuに甘えるぞー!」

piku「別にいいけど・・・今日は、って残り時間少ないじゃないですか」

妹紅「おにーちゃん!」

piku「ちげぇ!」

妹紅さんが妹か、わるくな・・・いやいや、だめだ。



すると、妹紅は離れてどこかへ歩いてゆく。

piku「どちらへ・・・?」

妹紅「私はもう寝るわ。ちょっと早いけど・・・肩の荷が下りると、ホッとしてね。

ぁ、でも、今日はもう甘えるって決めたからー・・・一緒に寝よ♪

おにーちゃん♪」

piku「勝手にしてくれ・・・」

もはや抵抗する気も失せてしまった。

寝るまで頭を撫でてくれと言われたので、撫でていたのはいいのだが

中々寝付かず、結局寝れたのは僅かだった。



起きると、妹紅の姿は無かった。

布団から出て、いつも生徒達が勉強している部屋へと向かうと、そこに妹紅の姿があった。

piku「出かけるんですか?」

妹紅「えぇ。そうよ。永遠亭に行くんだけど・・・pikuもくる?」

piku「ぁ、是非」

戸を開け、妹紅と一緒に出た・・・ところで、慧音が帰ってきた。

慧音「ただいま・・・って、どこに行くんだ?デートか?」

妹紅「そんなところよ~。ねー、おにーちゃん」

慧音「な・・・まさか、pikuは妹萌えだったのか!!

pikuはてっきり受けで姉萌えだと思っていたが・・・これは、考えを改める必要があるな」

piku「改めずにそのまま破棄してください」

自然に回答をすると、妹紅に手を引っ張られた。

妹紅「早くいこ?」

piku「ぁ、はい」

慧音「気をつけろよー!ムラムラしたからって妹紅を襲うなよー!」

piku「・・・・・・」

・・・彼女は一体何を言っているのだろうか。聞こえないフリでもしておこう。





永遠亭。

鬱蒼と生い茂る竹林の中に、永遠亭はある。

そこでは、怪我をしたときに治療を受けれる。料金も割安だそうだ。

妹紅に連れられ、永遠亭の奥へと連れて行かれる。

風体は・・・純和風の建物といったところか。

妹紅「あれ、おかしいわねー。いないわ」

piku「誰がです?」

妹紅「輝夜よ。どこいったのかしら・・・」

そう呟きつつ、永遠亭を散策していると

長い髪を三つ編みにし、紺と赤で左右に分かれている服を着た人物が現れた。

???「あら、いらっしゃい。姫様なら散歩いったわよ~」

姫様・・・とは、妹紅の言う輝夜の事だろうか。

妹紅「本当か・・・ありがとう、探してくる」

???「ちょっと待ちなさい。その子は?」

妹紅「この子はpikuよ。『ついてくる?』って聞いたら着いてきたの」

piku「はじめまして」

???「礼儀正しいのね」

少し屈み、笑顔で見てくる。

永琳「私は永琳。ここで薬師してるわ。怪我したらいつでもおいでね。それじゃ、薬の材料の調達行ってくるわ」

piku「は、はい」

そういい残すと、再び妹紅についていく。



永遠亭からすぐ出たところで、輝夜と遭遇した。

その刹那、妹紅と輝夜の顔が険しくなった。

妹紅「昨日は中途半端な決着のつきかただったけど・・・今日はそうはいかせないよ」

輝夜「奇遇ね。私もそう思ってたところよ。引き分けなんて論外。

・・・あら、珍しい。妹紅が人を連れてくるなんて。自分の力の無さを認めたのかしら?」

妹紅「この子は強いよ。慧音から聞いたけど、少なくとも

幻想郷中でも特殊らしいわ。未知数なところもあるし。あと私は力はある」

輝夜「厄介ってところね。それで、どっちと戦えばいいの?」

妹紅「pikuよ」

piku「ぇ」

急に自分の名前を呼ばれ、ハッとする。

俺が・・・戦う?

輝夜「・・・ふーん、そうなんだ。その言葉に期待しようかしら。

久々に一風変わった暇つぶしが出来るわ・・・」



そういって輝夜は目を瞑り、なにやら玉の付いた枝を手に持った。



輝夜「今まで、何人もの人間が敗れ去っていった五つの問題。貴方達に幾つ解けるかしら?」



piku「なんだかわからんけど・・・やるからには勝たねばな」



輝夜の右手の周りに、五色の弾が集まり、

輝夜「まずはお手並み拝見。難題『龍の頸の玉 -五色の弾丸-』!」

距離をつめてくる。殴ってくるつもりだ。

轟剣「ニュークリア・ブレード」を生成し、峰の部分で輝夜の攻撃を防ぎ、すぐさま剣を振り被る。

が、軽く避けられてしまう。

輝夜の弾幕を往なし、攻撃を重ねていく。

しばらく、攻撃の応酬が続く。

輝夜「まだまだぁ!これくらいで根あげないわよね?」

piku「まだ始まったばっかりですよ?・・・根あげるわけないじゃないですか」



互いの攻防は一進一退だ。

どちらかといえば、輝夜が若干押されている。

二人の攻防を遠目に見ていた妹紅は、呆然としていた。

独り言のように、呟く。

妹紅「あの子すごいわね・・・。

ところどころ隙はあるけど、敵をひるませてから生まれたものだし・・・実質ないわね」

???「姫様・・・大丈夫かな」

そういって妹紅の脇から、うさみみの少女が現れた。

妹紅「うどんげ・・・」

うどんげ「さっきから凄い音がしてるから、見にきたら・・・この様よ。

でも珍しいですね。妹紅さんが戦ってないなんて」

妹紅「私が押し付けたの。pikuの戦うところが見たくて・・・ふふ」

うどんげ「この人・・・だめだ。

とにかく、私は姫様に加勢してきます」

うどんげは、輝夜の元へと歩いていく。

うどんげ「姫様、押されているようなので後援に来ました」

輝夜「ぉ、いいタイミングね。」



うどんげ「私の目を見て、正気で居れるかしら?」



piku「1対2って不利だろうが・・・はぁ・・・」

だが、そんな事お構い無しに、弾幕を張ってくる。

こいつの弾幕は面倒だ。突然、何も無い場所から弾幕が飛んでくる。

被弾域の弾幕を消す事で手一杯になってしまう・・・動けない。

音も、うどんげの姿もない。すべてが遮断された。

うろたえている所を、狙い撃ちされる。

一旦攻撃が止んだ。その隙に距離を開けようとするが、

何も無いはずの場所で、痛みが走る。

うどんげ「そこに何もないと思っているのは貴方だけ。周りから見れば、ちゃんと存在する。

狂気を操って、正確に見えなくしたり、聞こえなくする。それが私の能力よ!」

piku「狂気・・・」

一方的な攻撃に、成す術がなかった。



だが、ここでうどんげに対抗する術を思いつく。

たとえ視覚・聴覚がおかしくなろうと、

うどんげの能力では、「気配」までは操れないらしい。

うどんげは今、輝夜が押されていたという事実に少し立腹している。

その証拠に、「殺気」を感じる。

気配は「殺気」だけではない。

竹は、常に生長し続ける。故に、呼吸もする。

その「気」の流れを感じ、竹の位置を感知する。

相手の位置の確認方法も分かったし、いざ逃げるときの手段も分かった。



pikuはその場で止まり、ゆっくりと目を瞑る。

どこからか、うどんげの声が聞こえた。

うどんげ「今になって諦めたって無駄よ。私は貴方を倒す気でいる。

私の奥義で、貴方に引導を渡してあげるわ!」

ルナティックレッドア・・・と言った所で、うどんげの言葉が止まる。

俺の腕が、うどんげの首を掴んでいた。

piku「・・・お前の失態は、気配を消さなかった事だ。

『殺したい』『あと少しだ』と感じれると、欲を抑えきれない。あふれてしまう。

そこが・・・お前につけこめる隙だった。

仮に、お前が暗殺者(アサシン)の如く気配を消し、影から攻撃を仕掛ければ・・・

お前にも勝機はあったのだが・・・残念だ」

うどんげ「くそ・・・こ、こんな・・・人間ごときに・・・」

うどんげの顔がどんどん歪んでいく。



パッと、手を離す。



地面にお尻から落ちたうどんげが、きょとんとした目で見てくる。・・・萌え。

だが、すぐに膨れっ面になった。

うどんげ「あの状況で私を殺そうとしないなんて・・・。なめられてる気がしてならないわ」

piku「生憎だが、殺生はしたくないのでね。

で、姫様。続きをするんですか?」



もともとは、輝夜と闘っていたのだ。そこに、うどんげが乱入してきた。

うどんげとの戦いが終わった今、輝夜との戦いを再開する事も出来た。


・・・が、

輝夜「んー?もういいわー・・・。

運動するのも疲れるわね。

やっぱり、家で布団に包まりながら徹夜でネトゲするのが一番ね」

うどんげ「もう、やめてくださいよ。そんなこといってるから

引き篭もりとか、ネトゲ廃人とか、ニートとか言われるんですよ・・・」

輝夜「明日出る新職業のランキング1位は、意地でも取りたいのよ」

piku「おいおいおいおい・・・大丈夫か、姫様」

完璧な自宅警備員じゃないか・・・とツッコミを入れていると、

「終わったから帰るわよ」と妹紅にそそのかされる。



帰り、人里までの道中。

妹紅「piku、凄いわね。初見であの輝夜を制するなんて。

毎日輝夜と殺し合っても大丈夫じゃない?」

piku「そ、そんな・・・。命が足りませんよ。

まぁ・・・殺し合いだから、死ぬ気で戦うのは普通ですが。

死ぬ気も無いのに・・・殺し合いなんてするのはおかしいですから」

と、持論を展開した。

それが、妹紅の心に刺さったみたいだ。

妹紅「死なない人間が、殺し合いをするのはおかしいかしら・・・」

下を向いている。どんな表情をしているか、伺えない。

piku「・・・死なない、というのは別です。

たとえ死なない体でも、

互いに『死ぬ気』でいて、かつ『殺す気』でいれば『殺し合い』は成立する・・・という意味もこめていたつもりでしたが・・・

妹紅「そうだったの・・・?

・・・ごめんなさい、勘違いしたみたいで」

妹紅が此方を向いて、照れ笑いをした。

piku「謝ることはないですよ。僕の説明不足でした・・・。すいません・・・」





だから、詫びの印に何でも仰ってください。何でも応えて見せますよ。と、提案をしようとした時

妹紅「pikuに思いっきり甘えたい!!」

piku「えぇー・・・」

そういって、腕に抱きついてきた・・・が、

勢いあまって、そのまま倒れてしまった。

妹紅が、俺に馬乗りになっている状態だ。

妹紅「ご、ごご・・・ごめん!大丈夫??」

piku「だ、大丈夫ですけど・・・驚きましたよ・・・」

たじろいでいると・・・妹紅が顔を少し紅くして、問いかけてきた。

妹紅「ねぇ・・・さっき言ったこと、覚えてる?」

甘えたい・・・ですか?と返すと、うなずいた。

妹紅「さっそく聞いて欲しいんだけど・・・いいかな」

そういう目は、少し潤っていた。

徐々に、顔が紅さが濃くなっていく。

妹紅「えっと・・・キス、したいの・・・」

視線で訴えてくる。・・・俺は、こういう視線に弱い。断れなくなってしまう。

piku「ど、どうぞ・・・」

そういうと、顔を近づけてくる。




妹紅「・・・んっ」

そして、互いの唇が重なった。

優しい感触が、唇全体に広がる。



やがて、妹紅が唇を離す。

妹紅の顔は紅くなり、蕩けきっていた。

息遣いも荒くなっている。

妹紅「・・・帰ろっか」

piku「・・・はい」

立ち上がると、妹紅は腕に手を回してきた。



・・・かと思えば、段々と負荷がかかってくる。

俺の体に、寄りかかってきていた。

妹紅「スー・・・」

寝息が聞こえてきた。

piku「寝ちゃったか・・・」

まだ昼前だというのに・・・



口元が動いている。何かを言っているのだろうが、分からない。寝言だろうか。

妹紅「・・・おにー・・・ちゃん・・・」

これだけが、ハッキリと聞こえた言葉だった。

piku「・・・・・・!!」

思わずツッコミを入れようとした。が、寸前で自制した。

彼女は「甘えたい」と言っていたのだ。

ならば、思いっきり甘えられようじゃないか。

「おにーちゃん」と呼んでいるのは、彼女なりの甘え方かもしれない。

また甘えてきたら、それに応えよう。



本当の兄妹のように、なれた気がした瞬間だった。








気が付けば、俺も眠ってしまっていた。

辺りは暗く、すっかり夜になっている。



頭に、柔らかい感触がある。

何かを確認するため、頭を動かした。



赤色のもんぺが、頭の下に見えた。

頭を乗せている位置を言うと・・・妹紅の太ももだ。

妹紅「ん、おきた?」

piku「・・・これは一体・・・?」

妹紅「たぶん、貴方が眠った後くらいに私が起きたの。

それで、ちょっと考えたんだけど・・・

こういうのもいいかなー・・・って思っちゃって。

それに、地面だと硬いから、膝枕してあげたら楽に寝れるでしょ?」

piku「ぁー、なるほどー・・・」

・・・納得。

してる暇なんて無かった。

piku「ぁ、早く帰らないと・・・慧音さん怒りますよ!?」

妹紅「もう手遅れよ」

piku「ぇ・・・」

そういうと、陽が昇ってくるのが見えた。夜明けだ。

一日中、二人は外出していたことになる。

これは・・・慧音さんに説教されるな・・・

半分諦めの気持ちで、家に戻っていく。




恐る恐る入ると、そこには既に慧音が居た。

慧音「も、妹紅!お前一体今まで何処に・・・

pikuも、どこにいってたんだ!?

まさか・・・また蓬莱山輝夜のところへ行ってたんじゃないだろうな!?」

俺は初めてだ!・・・なんてツッコミはしない。

妹紅「ごめん、慧音・・・」

慧音「怪我したらどうするんだ・・・お前が傷ついて、悲しむものが居る事を忘れるな・・・

・・・今回は、妹紅じゃなくてpikuが怪我してるみたいだけど」

piku「兎の奴の攻撃を喰らってしまって・・・

ある程度は相殺してたんですけど・・・死角からの攻撃に・・・」

慧音「・・・分かってる。お前が、妹紅の代わりに蓬莱山や兎と戦っていた事。

お前も妹紅も・・・互いの事を意識している事も」

どうやって知ったかは置いといて、後半気になる事を言ったな。

驚いて、「え?」と返してしまう。

すると、慧音が俺の手を掴んで、部屋へと連れて行く。

慧音「妹紅、pikuを借りるぞー!」

妹紅「はーい」


部屋に二人になった。

早速、慧音が話しかけてきた。

慧音「お前はどうかしらんが・・・

私は、妹紅と長年一緒だったから分かる。

妹紅の過去は、もう知ってるか?」

piku「ぁ、はい」

慧音「なら話が早い。

妹紅は過去の事が原因で、人付き合いが苦手なんだ。

特に初対面の相手にはそうだ」

piku「ぇ、それじゃ・・・僕には何故あんな風に接してきているのでしょうか?」

質問をすると、慧音が溜息をつく。

慧音「・・・お前は鈍感だな。

少しは予想が付くだろ?

人付き合いが苦手な妹紅が、初対面の人間にそういう態度をとっている理由が・・・。

・・・妹紅はお前の事を、少しずる意識しているはずだ。

いままで、あんな生き生きした妹紅を見たことはあんまり無い。

それに、相手が異性となると・・・恋愛感情が芽生えててもおかしくないかもしれん」

piku「は、はぁ・・・」

慧音「妹紅がお前に甘えているのも、その兆候の可能性がある」

そういうと、慧音は黙ってしまった。。

二人の間に、静寂が訪れる。



そして、何かを決心したように、顔をあげ、こちらを見てくる。

慧音「私は、お前と妹紅がどんな関係になろうが気にしない。

だがな、これだけは覚えとけ。

・・・妹紅を悲しませたら、お前の首を取りにいく。分かったな」

piku「は、はい」

後半怖い事を言っているが、

慧音もまた妹紅の理解者。そして誰よりも妹紅を理解している。

だからこその、表現なんだろう。

慧音「・・・最後に一つ」

piku「?」

慧音「私の目の届かない範囲で、妹紅がまた喧嘩をするかもしれない。

その時は・・・お前が、喧嘩を止めてほしい。

あと、喧嘩が起こらないように妹紅を自制させて欲しい」

piku「わかりました」

これも、理解者としての愛情だろう。

自分も慧音と同じ理解者として、話の全容は理解できる。

慧音「その意気だ。さぁ、今日も授業をするぞ!」

piku「はい!」

二人共に立ち上がると、部屋の襖をあけ、慧音が妹紅に呼びかける。

慧音「妹紅ー、今日の授業の準備を手伝ってくれー!」

妹紅「もうしてあるよ~」

授業の部屋へと向かうと、ずれていた机や椅子の位置が正され、

黒板も綺麗にされ、教壇の上には今日使う予定の資料が用意されていた。

そして、各生徒も、座って待っていた。

慧音「み、皆はやいな。

・・・ともかく、授業を始める」



そして、(俺にとっては二日目だが)いつもと変わらぬ光景が広がる。

生徒が先生の授業を教わり、わからないところは隣同士質問する。



ここ(人里)に来てまだ間もないが、

この場所が楽しい場所である事は間違いない。



・・・それに、妹紅も居る。



慧音に言われた事を肝に銘じ、これからの人生を有意義に送ろうと誓った。



















此処に来て、2ヶ月。現在は如月。

いつもの生徒が、固まって話をしている。

piku「何してるんだ?」

生徒のうちの1人、ミスティアが答えてくれた。

みすちー「ほら、あれだよ!もうすぐバレンタインでしょ?

どんなチョコ作ろうか、皆で話してたんだ~」

piku「なるほど。ちなみに、ミスティアはどんなチョコを作るんだ?」

みすちー「私は、先生にお世話になったという意味をこめて世話チョコ、

皆には友達同士交換し合う友チョコをあげるの~。

pikuさんにもあげるわよ?勿論、義理だけど(笑」

piku「き、期待しておくよ」

勿論って・・・もちろんて・・・そんなストレートに言わないでくれよ。泣きたくなるじゃないか。

すると、妹紅が話の輪に入ってきた。

妹紅「みんな、何話してるの?」

大妖精「ぁ、妹紅さん。こんにちわです。

どんなチョコを作るか、もうお決まりになりましたか?

本命チョコは、作りますか!?」

目をキラキラさせて、妹紅を見つめる大妖精。

妹紅は顔を紅くして、

両手で顔を隠してしまう。

妹紅「え、ほ・・ほ、ほ・・・本命・・・って・・・

す、好きな人に、渡すやつ・・・だよね?」

大妖精「ぇぇ、そうですが・・・その様子だと、ありそうですね♪」

妹紅「・・・うん」

本命だと・・・?まさか、慧音に渡すのだろうか・・・?



慧音「ほら、遅くなる前に帰れよー」

慧音がそう言い放つと、生徒達が帰り始めた。



生徒が居なくなった後、妹紅が尋ねてきた。

妹紅「ねぇ・・・聞きたいことがあるんだけど・・・」

piku「何でしょう?」

妹紅「もうすぐ、バレンタインでしょ?

その時に、好きな人に気持ちを伝えたいの。

だけど、どうやって伝えたらいいのか・・・分からなくて」

女の子の感情は複雑なので、あまり知らない・・・が、答えないわけにもいかない。

piku「僕はそういうのに疎いので、どうすればいいのか分かりませんが・・・

口で言うのが恥ずかしいのであれば、手紙とかに自分の気持ちを書いて、

それをチョコに添えて相手に渡す、とかはどうでしょうか?」

妹紅「いいね、手紙!それ採用!」

piku「先程も言いましたが、僕はそういうのに疎いので・・・過信しないでくださいね」

妹紅「はーい♪」

妹紅がその場を去ると、バレンタインまでの日数を数えてみる。



あと3日か・・・。



俺は幾つもらえるだろうか。

そんな淡い希望を抱いてみるが・・・

妄想はやめておこう。





バレンタインまであと2日。

突然、紅魔館に招待された。

メイドの十六夜咲夜に連れられ、案内された部屋に入る。

その部屋は大広間で、長い机が配備され、

既に主のレミリア、その友人のパチュリー、その従者の小悪魔、

紅魔館門番の美鈴、悪魔の妹フランドール・・・すべての紅魔館メンバーが揃っているようだ。

ここへきて、威圧感がすごい。威厳溢れる主がいるからこそだろう。

レミリア「此処へ来ていきなりで悪いけど、皆からプレゼントよ」

といって、まずレミリアから手渡された。

レミリア「中身はチョコよ。人間の血を配合した特別なものだから味わって食べなさいよね」

piku「あれ、バレンタインって明後日じゃ・・・?」

思わず口から出たツッコミが、レミリアの顔を紅くする。

レミリア「わ、わたしは・・・明後日に、博麗の巫女に渡しに行って、そこでゆっくり

お喋りしながらチョコを食べたいの!予定があるんだから、仕方ないでしょ!?」

なぜか逆ギレされた。

「ふん!」とそっぽを向くと、元座っていた席へと戻っていく。

次はパチュリーが渡してきた。

パチェ「・・・形悪い。口に合えば嬉しい」

piku「おいしければ、なんでもいいですよ」

パチェ「・・・ゴフッ!」

いきなり吐血して、その場に倒れてしまった。

小悪魔が駆け寄ってきて、パチェを担架に乗せる。

と同時に、小悪魔がチョコを渡してきた。

小悪魔「わ、私も精一杯作りましたから!お口に合うとうれしいです!」

そういって、返事を聞く前にどこかへ運んでしまった。

続いて、美鈴と咲夜にチョコを貰った。

美鈴と咲夜は、期待できてしまう。

見た感じ、二人とも料理が上手そうだ。

フラン「私も作ったよー。精一杯頑張って作ったから、味わってね♪」

piku「あぁ、食べさせてもらうよ」

頭を撫でてやると、「にゅふふー」と声を漏らした。



全員分貰い終え、帰ろうとすると、

レミリア「待ちなさい。どこへ行こうとしているの?

ここで食べていきなさい。命令よ」

はぁ・・・目線が怖い。

というわけで、しっかりと食べさせていただいた。

味の感想は・・・

まず、レミリア。

血の成分が強すぎてチョコの甘さが掻き消された。

次に、パチュリー。

形は悪かった。・・・が、味はおいしかった。

次に小悪魔。

味に少々刺激があった・・・辛い。さすが、小悪魔といったところか。

美鈴作のチョコは、中華風の包装紙だった。

味は・・・至極普通。

フランドールのは・・・味が破壊的だった。

最後に咲夜。

包装紙も綺麗であれば、中身も綺麗だった。

色彩豊かで、味もおいしかった。





妖精メイドにチョコを投げつけられながら、紅魔館をでた。

そういえば、吸血鬼って夜行性だよな・・・。朝起きてて大丈夫なのだろうか。





人里に戻ると、何をしたか、妹紅はともかく慧音、生徒にも問われた。

piku「紅魔館の皆様に、チョコをその場で頂いてきました」

慧音「モテモテだな・・・

そうだ、妹紅」

妹紅「?」

慧音「pikuは、チョコを食ってきたらしい。今体を解き放てば、

pikuが鼻血を出して倒れる・・・いわゆる悩殺出来るかも知れんぞ」

妹紅「ほ、本当?ど、どど・・・どうしよう・・・」

piku「しなくて結構、しなくて結構!」

本気で解き放ちそうで怖くて、慌てて静止を促した。



バレンタインまであと一日。

明日、どんな子から貰えるだろうか。

男児として、そんな淡い希望を抱くのは普通だろう。

授業をする部屋で、ボーっとしていると、

妹紅「ね、ねぇ・・・ちょっといいかな」

piku「?」

エプロン姿の妹紅が、尋ねてきた。

妹紅「pikuって、どんな味のチョコが好き?」

piku「んー、甘すぎるのもあんまり好きじゃないし・・・

ちょっと苦め程度が好きです」

妹紅「・・・意外と大人」

失敬な、と思いつつ

どこかへ向かう妹紅の背中を見ていた。





・・・今更だが、裸エプロンだったことはツッコミを入れないで置こう。





慧音に「妹紅は今チョコを作ってる。邪魔するなよ」といわれたので、料理風景を見れない。・・・ちくしょう。





一向に出てくる気配も無く、日が暮れた。

慧音「私のは準備できている。明日を待っていろ」

この人のは、なんかヤバイ物入れてそうで怖い。







そしてバレンタイン。

慧音曰く「妹紅はまだ篭っている」そうだ。

何時までかかるのだろうか。

今日は授業がある。皆が続々と集まってくる。

席につくや否や、生徒がチョコを交換し始める。

半ば強引にチョコを食わされたりした。

味は、全員普通で助かった。





今日は特に授業もすることなく、ただチョコを食べて感想を言い合ってるだけだった。

生徒も全員帰った。

・・・が、心残りがある。

妹紅が、まだ姿を見せない。





突然、物音がした。

鉄器が落ちるような音だった。

慌てて、音が聞こえた方向へと向かう。



ここは・・・

頭の中に不安が過(よ)ぎる。

音のした場所は、妹紅が篭っている部屋だ。



慧音に「邪魔をするな」と言われているが、そんなところではない。

戸をあける。





ボウルに入ってあったであろうチョコは零れている。

そして、その近くに・・・





妹紅が倒れていた。




思わず、妹紅の元へ駆け寄る。

piku「妹紅さん!?大丈夫ですか!?」

・・・返事は無く、息を荒げている。苦しいようだ。

額に手を当てると、微妙に熱かった。・・・熱だろう。

ともかく、妹紅を抱きかかえて部屋まで運び、

布団を敷いて、寝かせた。



何故、体温が上がっているのか。

考えてみると、原因は分かった。



裸エプロンで、チョコを作っていた事だ。

この時期に、その姿で長時間居るのは風邪を引きかねない。



piku「なんで・・・あんな格好で長時間いたんですか・・・」

怒りとも呆れとも言えない感情がこみ上げてくる。

声を抑えての、質問だった。

妹紅が体を起こしつつ、答える。

妹紅「ご、めん・・・貴方に、喜んでほしくて・・・」

piku「ぇ・・・?」

声をもらしてしまう。

俺に・・・喜んでほしい・・・?

妹紅「貴方の分のチョコは作ってあるんだけど・・・

もうちょっと頑張ろうって、思って・・・

一つの味じゃ、飽きると思って・・・」

piku「・・・ぼ、僕の分、あるんですか・・・?」

妹紅「・・・うん」

チョコを、作って貰えるのは有難い。

だけど・・・



piku「・・・作って頂けるのは嬉しいです。

ですが・・・

妹紅さんが、こうやって倒れてしまったら・・・

悲しむ人が、目の前に居る事を・・・忘れないでください・・・」

いつの間にか、涙が流れていた。

一生懸命作ってくれていた事に対する感動の涙なのか、

無理をして、倒れてしまった事に対する悲しみの涙なのか。

・・・分からなかった。



涙を拭い、妹紅に尋ねようとした刹那、



妹紅「私の本命の相手・・・気になる?」



そう問われた。

気になります、と答えると、

妹紅が顔を紅く染め、話し始めた。



妹紅「・・・piku、貴方よ。

その事で、言いたい事があるの。

・・・手紙にしようとしてたけど、

やっぱり、こういうのは、ハッキリ言ったほうがいいと思って・・・。

  だから、頑張ってたの・・・。



これが、今までで一番の甘えになるかもしれないけど・・・。



貰ってほしいのは、チョコだけじゃないの。





・・・・・・私も、貰ってほしい。

私の、すべてを・・・」




piku「本当に、一番の甘えですね・・・。

僕でいいなら、これからも甘えてくださいな・・・」

妹紅の目にも、涙が溜まっていた。

妹紅「piku・・・」





二人は抱き合いながらキスをした。




妹紅はすっかり寝ている。

が、今は夜明けだ。寝ているのも当然。



だが、俺は起きている。



piku「やっぱ寝たか・・・。

まぁ、仕方ないかー・・・。」



というのも、少し前まで夜を共にしていた。

妹紅に「もっと、愛して・・・。私も、貴方を愛するから・・・。」と、襲われてしまった。









キッカケはあれだが、俺は誓った。

妹紅が自身を愛してくれるように、自分も妹紅を愛そうと。

「相思相愛」の如く・・・。









それから約一年後。

いつもと変わらず、この一年間、妹紅に甘えられたりした。

そして今日も。

妹紅「ねぇ、piku」

piku「何でしょう?」

妹紅「手、握って欲しいかも・・・」

piku「はいはい」

そうやって妹紅の手を包み込むと、満悦したような表情になる。

いつも、こんな感じに甘えられてばかりだ。



だが・・・。

時にはこんな妹紅を慕い、尊敬する事もある。

彼女の人生経験から学ぶ事が多い。

自分自身の未熟さを思い知る事もある。

いつもは凛々しく決めるイケメンな少女、お姉さん的キャラ・・・といったところだが、

俺にしか見せない、甘えん坊で妹的なキャラ。

そんな彼女を毎日見れる自身が、幸せなんだと気付かされる。



いつも甘えてくる妹紅だが、逆に妹紅に甘えた事もある。・・・正確には、「甘えて」と甘えてきたのだが。。

某日、バランスを崩し、壁に手をついて妹紅を腕と壁で囲む・・・壁ドンというやつだ。

piku「も、こう・・・さん・・・」

妹紅「な、なによ・・・

こ、こんな状況に持ち込んだんだから、カッコいいセリフでもいってからにしてよね」

piku「カッコいいセリフ・・・」

必死で思考を凝らした結果・・・



piku「妹紅さんをずっと、俺のものにしてもいい・・・ですか?」

妹紅「ぇ、まさか本気で言うとは・・・。

・・・嬉しいけど・・・。

・・・いいわ。私を思う存分喜ばせてよね」



そして、そのままキスに至った。

その後の事は・・・言うまでもない。



そんな回想に耽っていると

妹紅「・・・いつまで握ってるの。

次は・・・」

piku「はいはい、分かってますよ。

『アレ』ですね」

そういって正座をし、膝枕をしてやる。

そして、妹紅が上目使いでコッチをみながら

妹紅「ねぇ、愛してるって言って。お願い」

出会ってから今日までで累計何回目だ・・・と心の中で溜息を付きつつも、

妹紅を愛しているというのも事実。断る理由が無い。

piku「妹紅さん、愛してますよ」

妹紅「・・・私もよ♪」

妹紅は体を起こし、俺の口に唇を押し当ててきた。

こうやって、一日にキスを何回もすることは珍しくない。



これから、どんな事がおきるのか。

妹紅に、どれだけ甘えられるのか。

俺も、どれだけ妹紅を頼る事になるのか。

俺にも妹紅にもにも分からない。





だからこそ、いつまでも、

妹紅の甘えを聞いてやろう、願いをかなえ続けてやろうと。誓えるのだ。



妹紅も同じような考えだった。

甘えてばっかりじゃいけない。たまには頼られる「お姉さん」にならないと。

だけど、思いっきり甘えられる相手がいるからこそ、安心して居られる。





ずっと「幸せ」で居られる。

そんな関係を築いていこうと、二人は誓い合った。
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